岡山県倉敷市に住んでいる、小学2年生の男の子が、太鼓をたたくリズムゲーム「太鼓の達人」で素晴らしい成果を上げました。彼は「段位道場」と呼ばれるモードで、一番難しい段位である「達人」に合格しました。SNSでは、「最も若い合格者?」と話題になり、「おめでとう」「すごいね」とたくさんの祝福の声が寄せられています。
プレイヤー名は「こころん」です。4歳の時にスーパーで見かけたゲームセンターで「太鼓の達人」に挑戦してから、太鼓の音に魅了され、太鼓をたたくことに情熱を注いでいます。
プレイ中は、バチでリズムを刻みながら画面の音符を追う姿は、大人でも感動するほどです。しかし、彼は30センチほどの踏み台に乗っている姿がとても可愛らしいです。
彼は平日にはYouTubeで有名なプレイヤーの動画を見て技を学び、家で練習しています。週末にはゲームセンターに行き、時には4時間も太鼓をたたくこともあるそうです。彼の父親は、「息子の情熱と集中力はすごい」と話しています。
彼の強みは二つあります。一つは、たくさんの楽曲の譜面を覚えていること。もう一つは「ロール処理」というテクニックで、1回の腕の動きで2回たたける技術です。
彼が挑戦したのは「段位道場2023」で、厳しい合格条件をクリアする必要があります。特に最後の曲は難しく、750回も練習しました。
準備をした彼は、1月28日に合格しました。周りには10人ほどが見守っており、「おめでとう」という声援が彼を後押ししました。
ゲーム開発担当者は、「7歳での達人合格は非常に珍しい」とコメントしています。彼の目標は「ミスなしでプレーする金達人になること」で、将来の夢は学校の先生になることです。