「最近、疲れやすくなった」
「風邪をひくと治るまでに時間がかかる」
「何となく体調が安定しない」
年齢を重ねると、こうした変化を感じる方は少なくありません。
特に女性は、閉経後のホルモン変化や筋力・食事量の低下などが重なり、免疫力が下がりやすいことが分かっています。
けれど、免疫力は「年だから仕方ない」とあきらめるものではありません。
日々の生活を少し整えることで、ゆっくりでも確実に守っていくことができます。
このブログでは、医学的に正しい知見をもとに、
高齢の女性が無理なく続けられる免疫力アップのポイントを、やさしくお伝えします。
免疫力とは「体を守る力」
免疫力とは、体の中に入ってきたウイルスや細菌から、
自分自身を守る防御の力です。
免疫がしっかり働いていると、
- 風邪や感染症にかかりにくい
- 体調を崩しても回復が早い
- 毎日を比較的元気に過ごせる
といった状態を保ちやすくなります。
一方、免疫力が低下すると、
感染症にかかりやすくなったり、重症化しやすくなったりします。
① 免疫力の土台は「腸」にあります
実は、免疫細胞の多くは腸に集まっています。
そのため、腸を元気に保つことが、免疫力を守る第一歩です。
食事で大切なこと
特別な食品を探す必要はありません。
- 納豆
- 味噌汁
- ヨーグルト
- 野菜
- きのこ
- 海藻
こうした昔ながらの和食が、腸と免疫を支えてくれます。
食が細くなっても、
「少量でも、毎日きちんと食べる」ことが何より大切です。
② 無理のない運動が、免疫を目覚めさせます
免疫力を高めるために、激しい運動は必要ありません。
体にやさしい動きで十分です。
おすすめの運動
- 散歩(20〜30分)
- 軽い体操
- ストレッチ
- 椅子に座っての足の上げ下げ
「少し体が温まる」「会話ができる」くらいが適度な目安です。
運動は、
血流を良くし、免疫細胞を体中に巡らせ、
気分まで明るくしてくれます。
③ 眠りは免疫力を回復させる時間
睡眠は、免疫力を立て直す大切な時間です。
年齢とともに眠りが浅くなっても、
生活リズムを整えることで質は改善できます。
眠りを整えるコツ
- 寝る前にスマホやテレビを見すぎない
- ぬるめのお風呂で体を温める
- 毎日なるべく同じ時間に寝る
「よく眠れた翌日は体が楽」
それは免疫が働いている証拠です。
④ 心の元気も、免疫力には欠かせません
不安、孤独、ストレスは、
知らないうちに免疫力を下げてしまいます。
特に女性は、周囲を気遣いすぎて
自分の心を後回しにしてしまいがちです。
心を守る習慣
- 人と話す
- 笑う
- 好きなことをする
- 無理をしない
「楽しい」「うれしい」という気持ちは、
免疫細胞を元気にしてくれます。
⑤ サプリや漢方は「支え」として使いましょう
高齢になると不足しやすい栄養として、
- ビタミンD
- ビタミンC
- 亜鉛
などがあります。
食事だけで補いきれない場合は、
医師や薬剤師に相談しながら利用するのも一つの方法です。
ただし、
生活習慣が整ってこそ、サプリは意味を持ちます。
⑥ 今の暮らしが、これからの元気をつくります
免疫力は、一日で高まるものではありません。
けれど、
- 食べる
- 動く
- 眠る
- 心を大切にする
この積み重ねは、
これからの毎日を支える大きな力になります。
どれか一つでも、
「できそうなこと」から始めてみてください。
おわりに
年齢を重ねることは、
体をいたわる知恵が増えることでもあります。
免疫力を守る暮らしは、
病気を防ぐためだけでなく、
安心して、自分らしく毎日を過ごすための土台です。
どうかご自身の体と心を大切に、
できるペースで、ゆっくり続けてください。

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