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旅するSnow Man:目黒蓮くんと行くくじら山・浅間山(堂山)・中山・前山・エックス山

Snow Man

くじら山の朝、きみと

目黒蓮くんと待ち合わせたのは、まだ街が完全に目を覚ます前の駅だった。

黒いキャップに、静かな目。

「おはよう」

それだけで、胸が少しうるさくなる。

今日は、多摩丘陵をつなぐ縦走。

くじら山から始まり、浅間山(堂山)、中山、前山、エックス山へ。

派手な山じゃない。

でも、長い。

“ちゃんと一日、きみと過ごす”山。

くじら山

はじまりは、やさしい登り

住宅街を抜け、緑道に入ると、空気が変わる。

朝の森は、音が少ない。

「静かだね」

目黒くんの声も、少し低い。

くじら山の登りはやわらかい。

急じゃない。

でも、ちゃんと心拍が上がる。

私は少しだけ、歩幅を合わせる。

彼は気づいているのか、いないのか。

でも、絶対に置いていかない。

浅間山(堂山)

ちゃんと“山”になる場所

浅間山公園に入ると、森が深くなる。

堂山へ向かう尾根道。

落ち葉を踏む音が重なる。

「ここ好きかも」

そう言って、彼は空を見上げた。

光が枝の間からこぼれる。

この山は高くない。

でも、包み込むような地形をしている。

山頂で、隣に立つ。

特別な絶景はない。

でも、同じ景色を見ているということが、どうしようもなく特別だった。

中山〜前山

近づきすぎない距離

アップダウンが増える。

息が少し荒くなる。

「大丈夫?」

振り返る目が、やさしい。

触れそうで、触れない距離。

尾根は細く、道は続く。

言葉は減る。

でも、沈黙が怖くない。

それが、いちばん危ない。

エックス山

名前みたいに、少し秘密めいた

「エックス山ってさ、なんか意味深じゃない?」

彼が笑う。

標識の前で写真を撮る。

肩が、少し触れる。

心拍数が、さっきの登りより上がる。

この山の名前みたいに、

私たちの関係も、まだ“答え”がない。

そして、電車

一度、街へ降りる。

汗をかいたまま、駅のホームに立つ。

電車が滑り込む音。

日常が、急に戻る。

並んで座る。

さっきまで森の中にいたのに、

今は吊り革と広告の世界。

「なんか不思議だね」

山と街を行き来するこの感じ。

窓に映る横顔が近い。

触れられない距離が、もどかしい。

揺れる車内で、

指先が少し触れる。

どちらも、離さない。

でも、絡めない。

後半の縦走

再び森へ。

さっきより、距離が近い気がする。

前山から続く道は、

ゆるやかで、長い。

「今日、けっこう歩いてるよね」

そう言って笑う顔が、少し疲れている。

私は思う。

この時間が終わらなければいいのに。

夕方の帰り道

最後の坂を下る。

街の音が戻る。

信号待ちで、並ぶ。

「楽しかったね」

それだけ。

告白も、約束もない。

でも、

一日一緒に歩いた距離は、確実に縮まっている。

このコースの魅力

  • 低山だけど、ちゃんと縦走できる
  • 森が深くて、静か
  • 人が少ない
  • 街と自然を行き来する非日常
  • 電車移動という“余白”がある

そして何より、

一緒に歩く時間が、自然に長くなる。

このルートは、

恋が静かに進むのにちょうどいい。

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