以前から歩いてみたかった尾瀬。
今回は鳩待峠から尾瀬ヶ原、そしてアヤメ平・中原山を歩く1泊2日の山旅へ行ってきました。
尾瀬というと「アクセスがちょっと大変そう」というイメージもありましたが、実際に利用してみたのが、
高速バス → 尾瀬戸倉 → 乗合タクシー → 鳩待峠
というルート。
これが思っていた以上に快適。
車を自分で運転する必要がなく、高速道路のサービスエリアにも立ち寄れるので、移動そのものが旅の一部になります。
「尾瀬に行きたいけど、長距離運転はしたくない」という人にはかなりおすすめしたいアクセス方法でした。
今回のYAMAP記録では、2026年9月12日〜13日の2日間で22.1km、行動時間8時間41分、累積標高上り707m・下り698m。コース定数は28となっています。
高速バスで尾瀬戸倉へ。これが想像以上に快適だった
今回まず良かったのが、登山そのものより前の「移動」です。
尾瀬まで自家用車で行くとなると、朝早く出発して高速道路を運転し、現地に着いたところから登山開始。
登山後には、疲れた状態で再び長距離を運転しなければなりません。
今回はそこを高速バスに任せました。
座っていれば尾瀬戸倉まで連れていってくれるので、本当に楽。
途中でサービスエリアにも立ち寄れるため、トイレ休憩だけでなく飲み物や軽食を買ったり、「これから尾瀬へ行くぞ」という旅行気分を味わったりできます。
登山口へ向かうまでの時間を、運転ではなく休憩に使える。
これだけでもかなり大きなメリットでした。
尾瀬戸倉に到着してからは、そこから乗合タクシーを利用して鳩待峠へ。
高速バスと乗合タクシーを組み合わせると、乗り換えこそありますが、自分で延々と運転する必要がありません。
個人的にはかなりストレスフリーな尾瀬への行き方でした。
1日目は鳩待峠から尾瀬ヶ原へ
11時09分、鳩待峠からスタート。
今回の1日目は10.7km、3時間54分。上り95m、下り267mという記録になりました。
鳩待峠から山ノ鼻方面へ下り、いよいよ尾瀬ヶ原へ。
尾瀬の魅力は、山頂に到着した瞬間に絶景が現れるタイプの登山とは少し違います。
木道の先に湿原が続き、そのさらに奥に山が見える。
歩いても歩いても風景の中にいるような感覚があります。
今回のYAMAP記録に残っている写真を見ても、池塘に浮かぶ植物、湿原の中に立つ白い鳥、秋の色へと変わりつつある草原など、9月の尾瀬らしい景色を楽しめました。
派手な景色が次々に現れるというより、
「ずっとここを歩いていたいな」
と思わせてくれる場所です。
山ノ鼻から東電小屋、見晴方面へ
山ノ鼻を過ぎてからは尾瀬ヶ原をさらに歩き、東電小屋方面へ。
YAMAPの記録では12時42分ごろ山ノ鼻周辺を通過し、14時21分ごろ東電小屋へ。そこから見晴方面へ進んでいます。
尾瀬ヶ原は木道が続くため一見すると歩きやすそうですが、景色を楽しみながら歩いていると意外と距離があります。
ただ、その「距離」が苦になりにくいのも尾瀬の不思議なところ。
振り返れば山。
前を向けば湿原。
少し歩けば池塘。
同じように見えて、少しずつ風景が変化します。
1日目は標高差が比較的小さく、尾瀬ヶ原そのものをじっくり楽しむ一日になりました。
2日目、本番はアヤメ平への登り
翌日は朝7時03分ごろスタート。
2日目は11.3km、4時間47分、上り611m・下り430m。
1日目とは一転して、こちらはしっかり登ります。
龍宮小屋方面を経由し、土場、富士見小屋跡へ。
標高グラフを見ても、尾瀬ヶ原の約1,400m付近から後半に一気に標高を上げ、アヤメ平・中原山方面へ向かっていることが分かります。
尾瀬ヶ原だけを歩いていると「尾瀬=平坦な木道」という印象を持ちますが、このルートではそのイメージがかなり変わりました。
静かな湿原歩きから、本格的な登りへ。
1泊2日にしたことで、まったく違う二つの尾瀬を楽しめた気がします。
アヤメ平から中原山へ
10時ごろアヤメ平に到着。
そして10時08分、中原山へ。
今回の目的地のひとつです。
中原山周辺まで来ると、初日の広大な尾瀬ヶ原とはまた違った山歩きになります。
そこから横田代を通り、鳩待峠へ。
横田代を10時37分ごろ通過し、11時48分には鳩待峠へ戻ってきました。
2日間歩いて再び鳩待峠へ戻ってくると、スタートしたときとは同じ場所なのに見え方が少し違います。
「あそこから尾瀬ヶ原まで下りて、あの湿原をずっと歩いて、さらにアヤメ平まで登ってきたんだ」
と思うとなかなかの達成感。
総距離22.1km。
尾瀬をしっかり味わった2日間でした。
登山後のソフトクリームも忘れずに
そして山旅で個人的に大事なのが、下山後。
YAMAPの写真にも残っていますが、今回はソフトクリームもしっかりいただきました。
歩いた後の甘いものは反則級においしい。
22km歩いた後なら、もはやカロリーについて考える必要はありません。
……ということにしておきます。
尾瀬は「高速バス+乗合タクシー」がかなりおすすめ
今回一番伝えたいのは、尾瀬そのものの素晴らしさはもちろんですが、
「高速バスを使うと尾瀬ってこんなに行きやすいんだ」
ということでした。
自分で長距離運転をしなくていい。
サービスエリアにも立ち寄れる。
尾瀬戸倉からは乗合タクシーで鳩待峠へ移動できる。
そして登山を終えたあとも、自分で高速道路を運転して帰る必要がありません。
特に1泊2日で20km以上歩くような山行では、この差はかなり大きいと感じました。
「尾瀬には行ってみたい。でも車で行くのは面倒そう」
と思っている人ほど、一度高速バスを検討してみてほしいです。
今回歩いたルート
今回の山行は、ざっくりまとめると、
1日目:鳩待峠 → 山ノ鼻 → 尾瀬ヶ原 → 東電小屋方面 → 見晴周辺
2日目:見晴周辺 → 龍宮小屋 → 富士見小屋跡 → アヤメ平 → 中原山 → 横田代 → 鳩待峠
という1泊2日のルート。
2日間合計で22.1km、上り707m・下り698mという山行でした。
尾瀬ヶ原ののんびりした木道歩きだけでなく、アヤメ平、中原山まで組み合わせたことで、「尾瀬を歩いた」という満足感はかなり高かったです。
まとめ|尾瀬は歩く前から楽しかった
今回の尾瀬1泊2日。
広大な尾瀬ヶ原を歩き、アヤメ平、中原山へ登り、2日間で22km。
もちろん山歩きそのものも楽しかったのですが、印象に残ったのはアクセスを含めて旅として楽しめたことでした。
高速バスに乗って、途中のサービスエリアで休憩。
尾瀬戸倉から乗合タクシーに乗り換えて鳩待峠へ。
そこから歩いてしか入れない尾瀬の世界へ。
そして帰りは、登山の余韻を残したままバスに座って帰る。
この気楽さはかなり魅力的です。
「尾瀬はアクセスが大変そう」と思っている人にも、今回の方法ならかなりおすすめできます。
そして尾瀬ヶ原だけでは少し物足りない人には、アヤメ平・中原山までつなぐ1泊2日のルートも面白い選択肢。
尾瀬が気になった人も、そうでない人も。
一度あの長い木道の上を歩いてみてください。
写真で見る尾瀬と、自分の足で歩く尾瀬。
やっぱり、全然違います。


















































